MASHU MACHELA
―続いてパーマでは?
一般的にパーマ剤というのはほとんどがアルカリ性のものなんですよ、酸性のものもありますけどパーマの仕上がりがイマイチ良くないので、ほとんどの美容室がアルカリ性のものを使っています。また、シャンプーをするときに使う水ですが、一般的に水道水もpHではアルカリ性を示します。どうしてpHの話をしているかというと、髪というのは本来は弱酸性なんですよ。ところが、水道水もパーマ剤もアルカリ性。だから現代人の髪の毛は、弱酸性であるべきものなのにアルカリ性になっている傾向があるわけです。そこで、パーマをあてる前に髪全体に炭酸シャワーを吹きかけています。炭酸というのは弱酸性ですから、まずは髪を本来の状態に戻します。個人差もありますが、炭酸シャワーを吹きかけた瞬間から劇的に髪質が変化する方もいらっしゃいますよ。で、弱酸性状態になれば、髪の収れん作用が起こり引き締まった髪質に、また保湿効果も高まるんじゃないかなと思いますね。結果として、パーマの仕上がりが非常にキレイになっていると感じます、これは私自身が実際に使ってみての感想です。パーマ後の、ツヤ感、ハリコシ感も全然違う、パサつきも改善されてるんじゃないかと、現場のスタイリストたちも話しています。やっぱりパーマの持ちも全然違ってくるんじゃないかとも実感しています。お客様にとってはキレイなパーマの状態をできるだけ長くキープしたいですからね。
―トリートメントに関しては?
パーマに似ていますね。ダメージの修復、ツヤ、引き締め、ハリコシ感を出す、ボリューム感を出してあげる、といった目的での使い方になります。トリートメントの持ちも非常にいいんじゃないかなと思います。―カラーリングでの利用についてはどうでしょうか?
やはりパーマの場合と似ていて炭酸シャワーによって弱酸性にしてあげるということです。カラーリングの場合、どうしても髪が痛みやすいんですよね。そこで、最も大切なポイントは、ツヤ感と質感ですけれど、やはり炭酸シャワーが大活躍してくれています。―それでは最後にフェイシャルでの活用についてお聞かせください。
ものすごい反響ですよ。リフトアップ効果がすごい、というのがお客様も実感されているのかなと感じますね。―ありがとうございました。ほかに、こんなところで役立っている、という事例があればぜひ教えてください。
そうですね。やっぱり美容室というところはスタッフ全員がほぼ一日中立ちっぱなしなんですね。ですから多くのスタッフが、足のむくみ、背中や腰、肩の痛みなどで悩んでいます。もともとMASHUの社長が、炭酸シャワーで身体が楽になった、という体験が始まりだったという経緯もありますから、スタッフの疲労回復などにも使わせてもらっています。みんな大喜びで使っていますよ。もちろん、お客様のために導入したものですし、使いすぎに注意、と指導はしてますが(笑)それからもう一つ美容室のスタッフに特有の悩みなんですが、一日中水やパーマ剤、ヘアマニキュアなどに直に触れるものですから、手荒れするスタッフがすごく多いんですよ。仕事の後に、手に炭酸シャワーをふきかけて帰るというのがスタッフたちの日常的な光景になりつつありますね。
―今後もMASHUでは炭酸シャワーを積極活用されていくということですが。
とにかくお客様の反応がすごくいいので、これからも積極的に使いたいですね。炭酸シャワーを導入することでお客様からの反響がすごくいいですし、私たちももっと勉強してお客様への提案の幅が広がるような使い方を考えていきたいと思っています。ある意味、これまでの美容業界では炭酸はタブーだったというか、美容室に炭酸を持ち込むという発想すらなかったんですよ。非常に新しい試みですよね。おそらく西日本で、ここまで炭酸を積極的に導入しているところはないんじゃないかな。すばらしいものである以上、お客様に提案しない手はないですよ。
【取材を終えて】
平日のお昼過ぎにも関わらず店内はほぼ満員状態であることにまず驚かされましたが、スタッフの皆さんのすごくイキイキとした表情と丁寧な対応を見て、人気の理由もすぐに納得しました。今回取材に応じてくださった鹿沼拓夢店長も炭酸については相当勉強されており、熱心な姿勢がうかがい知れました。これだけ前向きで明るいスタッフの揃うショップですから炭酸シャワーに関しても、いかにお客様に喜んでもらえる利用方法があるか、を真剣に追求しているであろうことは容易に想像できます。美容室での炭酸シャワー、髪の健康のためにもぜひ試してみたいものです。
